2013年06月03日

2013年度たこの木全体会&NPO法人ねじり草通常総会が開かれました

2013年6月2日(日)
多摩ボランティアセンター永山分室会議室にて
表記会合が開かれました。

少人数の集まりで、
初めて参加された方からは
「たこの木の集まりだからもっとたくさんの人に出会えると思ってきたのに」と言われましたが、
「量より質」などと強がっています。

たこの木全体会とねじり草総会の資料があります。
必要な方は、
たこの木ひろばに取りに来ていただくか、
メールにてお送りします。
ご連絡ください。

さて、
その内容についてですが、
活動が多岐に渡るので、たこの木通信で改めてお伝えします。

とりあえず、
ネット関連で言えば、
@スタッフ間でブログを充実していこう。
 それぞれのスタッフが定期的に更新する
AHPを今年こそはつくる
Bアフリエイトを活用しよう
と挙げられました。

さてさて、
そもそも人(ジン)ターネットを得意とするたこの木にあって、
インターネットの世界はどうも苦手。
でも、若いスタッフにご指導いただきつつ、
様々な事柄を発信していきたいし、
発信することで様々な情報を得たいと思っています。

皆さん今年度もどうぞよろしくお願いします。

posted by takonoki at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

画伯だより

こんにちは、西山です。
画伯から絵が届きましたよっと。


ジャカルタ48のJチーム5人いる絵
JKT~0604.JPG


ミスターチルドレンはピンクの服着た桜井和寿さんは気持ち良く寝ながらREM歌ってる絵にしましたよ。 中川敬輔さんもピンクの服着た時で鈴木英哉さんは足を開いて座って太鼓してる絵でしたよ。
MR.~0604.JPG


画伯ありがとうございます。
画伯は…AKBよりもJKTが好きなんですかねぇ、なんかJKTの絵が圧倒的に多いよなぁ。
全然メンバー分かんないからJKTのHPへのリンクでも貼っとこ!
http://jkt48.com/?lang=id


まぁインドネシア語だから分かんないけどさぁ…(+_+)



そんなわけで、無事たこの木全体会も終わりました。
全体会の資料を見れば見るほど、私は何をしてるんだかわからなくなりますなぁー。


唯一はっきり分かるのはたこの木は常に常に財政難ってことかなっ!
というわけで皆様からのお力添えをお待ちしてます( ;∀;)


今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

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2013年06月06日

豊かな昼食

 今日の昼食は正直村の庄屋うどんだった。

正直村の庄屋うどんというのは、すいいち企画に参加している人たちのなかにも何人か働いている「あしたや」という店で売られている商品だ。

 私は「あしたや」の店に並べられている商品を眺めるのがすきだ。
最初からすきだったわけではない。

 あしたやの商品は高い。なにか買おうと思ってもなかなか手がでない。必然的に眺めている時間が多くなる。

 ひとめぼれという言葉があるが、たいていの場合、愛は眺めることから始まるものなのかもしれない。
これまでたびたび眺めているうちに、ついに愛が値段に勝るときがきた!

 うなるような値段もさることながら、無添加、無農薬、無漂白、国産などという表示がやたら目につく商品たちが私の関心をジワジワと引き寄せる。

 もはや最近では、あしたやの商品を買うのにさほど勇気を要しない。さすがユーキノー。
もうずいぶんとあしたやの食品を買った。

 たしかにうまい。マイウー

体にもいいし、おまけにたこの木クラブの事務所のガスコンロで作れるのでかえって安上がりだ。

家事援助で料理をするときの勉強にもなる。

 あしたやの商品に少しずつはまってきている。今度はめんつゆを買う予定だ。

 うまい! 体にいい! かえって安上がり!おまけにすいいち参加者たちのなかにも働いている人たちのいるあしたやでの給料に貢献しているとなればいいことずくめではないか!

 スーパーとかで安いからといって添加物とかいっぱい入ってしかもマズいものばかりを食べているとのちのち高くついてしまうとも考えられる。

 あしたやの商品を眺めているといろいろ楽しい想像がわいてくる。

 ちなみに今日食べた「庄屋うどん」は179円。250グラム。二食分は余裕である。ぜんぜん高くないよね。干しうどんなのでゆでてキムチいりの味噌汁に入れて食べた。いわゆる味噌煮込みうどん。
今度は味噌もあしたやでかーおーおっと。

 実はキムチは別のオーガニック店で買ったものだ。

 庄屋うどんのパッケージには次のような生産者からの声が書かれている。

   『 特に利益より人間の身体に対して安全性にうるさい職人気質で歩み続けて30年の歳月を経ています。富岡市郊外にて真心のこもった昔ながらの味と製法を守り続け全国でも数少ない農林省指定製粉工場となっています。』

 これからも豊かな食生活を送りたいものだ。     (よこた)
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2013年06月10日

この週末は・・・

金曜日の夜は、
東京トラブルシューターネットワークの集まりに参加。
土曜日の午後は、
厚労省の職員(とは言っても、個人的な立場で)と話をしてその後飲みに出かけ
日曜日は、
ケアホームを運営している事業所の総会に参加。

いづれも、
たこの木の活動と大きく関わる方々との出会いであるが、
日常的なつながりはなく、
又、日常的な関わりがあっても総会という特別な場面に参加。

普段、自分の活動に追われ他者とのつながりを持つ暇もないのだけど、
だからこそ、日常では出会わない、日常とは違った場面での出会いはとても大切だと改めて想う。

そして、
初めて参加した場所なのに、知り合いとばったりであったり、
話を伺い、知っている人や活動を耳にしたり、
知っているつもりでも知らない一面に出会えたりする。

狭い領域で活動しているから、どこに言っても知り合い出会うのか?
それとも、たこの木の活動が非常に多岐にわたっているからか?

何でも知っているようで、実は何も知っていない。

自分自身のフィールドを離れれば、
それは又いろんな事を考えさせられる。

もっともっと自分の枠の外に出て行かなければと思う一方で、
そんな時間と体力とお金がないのが現実。

でも、
様々な人に出会っていきたいと願う。

posted by takonoki at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月11日

画伯だより

こんにちは、西山です。


画伯から!


ミスタービーンはジョニーイングリッシュになって黒い背広らしい服着た絵
ジョニーイングリッシュ.jpg


三宅裕司さんと小倉久寛さんと手拍子した絵
チームアミューズ 小倉さんと三宅さん.jpg



最近アイドルの絵多かったのでなんか急に渋い。



アイドルといえば、私は朝ドラのあまちゃんにハマってます。

橋本愛と能年玲奈がかわいいんだよーあとキョンキョンが美しいんだよー(*´ω`)

朝7時ぐらいに起きて、30分ぐらい散歩して朝ドラを見るのが最近の日課です。…おばさんみたい。


そろそろ北三陸海女さん編も終わって東京アイドル編に入りそうですね!



どうなるのかなぁー
どうやって2人はアイドルになってくのかなぁー


明日も楽しみ。



それでは。



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2013年06月18日

地域に戻すというならば・・・

近年、「触法障がい者」の問題が取り上げられるようになった。
長崎から始まった定着支援センターは各都道府県に設置され、刑務所から出てくる話もさることながら、その入口である、障害当事者が関与する裁判や逮捕拘留の問題等々の課題も取り上げられるようになってきた。

本人が犯してしまった過ちを本人のみの責任とせず、周囲の支援の不足故に起こっている事柄として取り上げられることは歓迎されることと思う。

かく言うたこの木も4年前からこの問題に取り組まざるをえない状況が生まれている。
いや、それ以前から小さな地域でのトラブルは昔も今も常にあり、本人のみの責任とせずその人の周囲にいる者として支援の不十分さを常に意識しつつ事柄と向き合ってきた。

そんなたこの木や多摩の取り組みが、ここ最近注目されているらしく各方面からこの件にまつわる話が集まり、又関連する集まりに声をかけたれたりする。

4年前、兎にも角にも目の前の現実を何とかするために動いていた時は、
「難しい問題ですね〜」と相手にもしなかった人たちが、今声をかけてくれる。
それは、時代の変化として歓迎すべきことだと思わなくもない。

でも、何かが違う。
たこの木は決して専門家集団ではない。
只々、目の前にいる人達と付き合い続けていくことだけを願い、
そこに生まれる様々な課題を担ってきた。

「触法障がい者」という文言が先にあるのではなく、
目の前にいる当事者が罪を犯してしまった。
そのことにどう私たちは向き合うべきなのか?を考えてきた。

それは、単に本人の問題としてではなく、常に私たちは私たちの側が問われるものと思っている。
そして、それはとてもとても大変なことで、
だから、何かすごい取り組みをしていると言うよりも、只々目の前にある現実から逃げずにやり続けるしかないと言う取り組み方でここまでかろうじてやってきたという感じ。

地域で活動する。地域で暮らすものとして障がい当事者が地域に戻ってこれない現実は何とかしたい、自らの経験も提供しつつ、私たち自身もこの先の支援を考えて行きたいと願う。
そんな私たちが、出向いて行った先で話し合われていることは・・・

いわゆる専門家と呼ばれる人たちであったり、
様々な地位や立場のある方たちばかり。
それぞれの立場で懸命に真摯に担われていることはわかる。
でも、そういう人たちが集う場に同席していると、とても居心地が悪い。

自分が何の後ろ盾も何の専門性もないことで居心地が悪いわけではない。

それよりも、
そういう人たちが懸命に考えれば考えるほど、
その話に地域の人たちは関心を寄せるのだろうか?
自分たちが持つものはずらさず、
地域が変わることを専門的見地から考え、
自分にない専門性を他の専門性に求めて検討を重ねる。

確かに素晴らしいものができるのだろうが、
それを地域の誰が聞くというのだろうか?

あの人・この場面をあれこれ思い浮かべつつ同席していると、
その距離の遠さに自分は何故ここにいるのだろうかと言う居心地の悪さを感じる。

自分にたくさんの時間とお金と余裕があれば、
そうそうたるメンバーの人たちの中にいてそういう人たちと繋がることはとても有効だと思う。

でも、時間もお金も余裕もない中で、現場で必死になって当事者を支えている人たちとの遣り取りをする時間さえ端折らなければならない現実の中、なんとも心苦しいものを感じる。

これが、
専門性を高める場という事ならば、それはそれで良いと思う。
それならば、私が出かけて行く時はその専門性を必要とする時だから、
ぜひぜひ頑張って欲しいとも思う。

ただ、
「地域に戻す」「地域の受け入れ先」「地域の理解」などと求める。
そのために、地域で活動している私たちに声もかけてくれているということに持つ長てているのだろう。
その目的を前に、自分たちの取り組みはどのように地域に受け入れられるのか?
と言うそれぞれの立場から捉え返す中で、私たちも又自らを捉え返す機会に繋ががり、
その先に「連携」というものが見えてくるのではないかと思う。

私は、どうも黙って返ってこれない質で、
「転んだら石でも拾って起きる」質の私としては、
会の趣旨とはまるで関係のないところで、とにかくつながりを求めていく。

それと同様に、
理解不能の様々な事柄は地域にゴマンとあるでしょうが、
ぜひぜひ、現場の方に足を運んで自らの課題に活用願いたいと思う。

そして、
そういう中で人はつながり、
そのずっと先で、「地域に戻す」ではなく「地域に戻る」事が生まれてくるように思う。

ずっと先のことだが、今のままではたぶん「地域」にはつながらないと思った。



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2013年06月19日

画伯だより

こんにちは、西山です。

ありがたいことに私がブログを更新するタイミングに合わせたかのように画伯から絵が届きます。

というわけで。


ディッシュの絵完成しましたよ。 沖縄の海みたいな色と地べたはピンクでしたよ。
DIS~1.JPG



…ディッシュ?!なんだなんだそれは。




ディッシュとは、

スターダストプロモーションに所属する男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団「恵比寿学園男子部」てのがあって、そこから出てきたアイドルグループ  らしいです。
http://www.dish-web.com/index.html


かわいい顔の男の子たちや…
だけどなぁ、だけどブログのこの感じはいただけないなぁ…
http://ameblo.jp/sd-dish/

まぁアイドルだからしょうがないのかっ



ちなみに女子版ではアイドルグループ「私立恵比寿中学」ってのがあります。こっちのほうが有名ですな。




画伯のおかげでアイドル知識が増えてくなぁー。



私の最近の毎日の楽しみ「あまちゃん」もいよいよ!ですね。アイドルになるために東京に行く!前に親とのガチンコ対決!


あのアイドル絶対反対のキョンキョンがどうなるのか、どうしてあそこまで反対するのか。
明日も楽しみ(*´ω`)


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2013年06月20日

今日はたこの木通信の発行日

 よこたです。前回書いたブログを削除しました。申し訳ございません。前回のつづきを考えているうちに思わぬ方向へしかもどんどん重くなっていってコントロールできなくなってしまいました。

毎週書くというのはやはりきついっすね。軽くなんかかけばいいとも思うんですがいったん書き出すとすぐに考えこんでしまいます。

今日はたこの木通信の発効日でした。昨日たこの木のパソコンが壊れてしまい朝から大変でしたがなんとか無事郵便局にたこの木通信を届けることができました。

私の場合たこのき通信は発行日の前日の夜から当日印刷するギリギリまで書いています。そこにはあきらかに時間のないなかギリギリまで書いているのだから乱文を大目に見てほしいという意図があります。長年つちかってきたこの意図は私の強いみかたです。文章を批判された時はいつもこの言い訳を使っています。
またこの意図のおかげで自分でも大胆だと思えることを思い切って書いたりすることも多いです。

集中が深まり書いてて面白いなーとおもったり、どうにも行き詰って夜中散歩したり、寝ては書き、書いては寝をくりかえしたり。でもこんなことを毎週やるわけにはいきませんからね。書くにあたっての新しいスタイルを模索していくしかないですね。

では今日はこのへんで
posted by takonoki at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | @横田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月25日

重度訪問介護対象者拡大をめぐる集会

☆自立生活支援を考える会(第7回)
日時:7月21 日(日) 13:30〜17:00
場所:小平市仲町公民館(小平市仲町521 TEL 042-341-0862)
 ※西武新宿線小平駅から徒歩10分
 ※2F会議室に行くエレベーターがありません…
  申し訳ありません、車椅子の方は人力で介助します!
 ※二次会(飲み会)もやります!

各市回り持ちで開いているこの会も今回で7回目。
毎回新しい参加者がいて、なかなかまとまり感のない会です。
でも、それが自立生活をしている知的当事者の支援を担うということでもあろうかと個人的には思っています。
今回は、「重度訪問介護の対象拡大をどうもっていくか?」というテーマで寺本晃久さん(IL&Pアシスト)に話題提供いただき、皆さんで考えたいと思います。

自立生活支援を考える会第7回.pdf

☆全国障害者生活支援研究会(サポート研)第5研究委員会主催学習会
 『重度訪問介護の対象拡大とパーソナルアシスタンスの課題』
講 師 岡部耕典氏(早稲田大教授)
日 時 7月27日(土)13:30〜16:30
場 所 渋谷区勤労福祉会館(渋谷駅5分)
参加費: サポート研会員無料 その他の方1,000円

013.7.27サポート研第5委員会主催学習会ビラ.pdf

サポート研には参加したことないのですが、こちらも重度訪問介護を巡る話。
制度上は対象者を拡大されても、その中身はまだまだこれから。
ぜひ、どちらもご参加ください。


posted by takonoki at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

画伯だより

こんにちは、西山です。

さすがにそう毎週毎週はタイミングよく画伯から絵は届かないかなぁ。。。自分でなんかブログ書かなきゃダメかなぁ。。。


と諦めかけていた午後14時、


1通のメールが。


SUPER7の絵は描ききれました
沖縄の海みたいな色です


おぉ!さっすが画伯!

DSC_0014.JPG


だけどSuper7とは何ぞや?

と思ってググってみると、


『台湾版少女時代 Super7』

てのがアイドルっぽい女性の画像と共にたくさん出てくる。


はて?絵は男の子だけど、と思いもっと調べると


これかー!多分。
https://www.facebook.com/Super7karelbdjosemfazzilbryantbagasraza

出身地がジャカルタだからきっとインドネシアのアイドルか何かなんだろか。

そしてどんなに探してもこの人たちについて日本語で書いてある記事を見つけられなかったんだけど画伯はいったいどこで彼らを知ったんだろうか。またJKTつながりかなぁ。



あ、話は変わりますが、たこの木通信でもお知らせしたように明日26日ボーリングに行きまーすノ
たこの木ひろば近くのボーリング場に行くので、16時にたこの木集合で!

それではー^^


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追記
画伯にいわくSuper7はcoboy junior(以前画伯が絵を送ってくれた!)のファンクラブだという…
ので調べてみると動画を発見!


よう分からんけどダンスのレベル的にSuper7はCoboyJuniorの弟分的な感じだろうか…。それにしても若いな、小学生ぐらいかな。
posted by takonoki at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | @西山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月27日

ガリガリ君の青い空


                             
コンビニの前でしゃがんでガリガリ君を食べている二人
よくありがちな風景
ぼくが食べてるのはソーダ味
トキメキ君が食べているのはキウイ味
ほんとは「ガツンとみかん」味を買おうと思ってたみたいだけどお金が足りなかった。調子がわるいとそれだけでパニックになってしまうトキメキ君だがいつになく安定しているせいか「しょうがない」といってあっさりとキウイ味を買った。

 梅雨の晴れ間の青い空

コンビニの駐車場に役所の車がとまる。
「あら〜 トキメキ君じゃない 元気でがんばってる?」
機嫌のいいはずのトキメキ君なのに返事がない。長い自立生活の中でその人とはいろいろとイヤな思い出があるのか、それともアイスが口の中にはいっててただ話せなかっただけなのか。ぼくはぼくで、いちおうヘルパーの心得として軽く会釈をし愛想笑いでも浮かべなければならない場面であるのだが、そんなことはおかまいなしにただぼんやりと空を眺めていた。実のところトキメキ君の存在さえ忘れてしまいそうなそんな平和な気持ちにみたされていた。

窓の外の若葉について考えていいですか
そのむこうの青空について考えても?
永遠と虚無について考えていいですか
あなたが死にかけているときに

あなたが死にかけているときに
あなたについて考えないでいいですか
あなたから遠く遠くはなれて
生きている恋人のことを考えても?

それがあなたを考えることにつながる
とそう信じてもいいですか
それほど強くなっていいですか
あなたのおかげで
    ≪これが私の優しさです 谷川俊太郎≫

「逝かない身体」の著者川口有美子さんだったらこの詩についてどんな想いを抱くのだろう。でも川口さんだったらスェーデンボルグ思想に影響をうけたボルヘスとかの詩のほうが好みだったりするのかな。
 ぼくが学生のころ谷川俊太郎が好きな素敵な女性がいてそれでぼくは谷川俊太郎の詩をよく読んだ。
 ヘルマン・ヘッセが好きな素敵な女性がいればヘルマン・ヘッセを読み
 三島由紀夫が好きな素敵な女性がいれば三島由紀夫を読み
 ジャスパー・ジョンズの絵が好きな素敵な女性がいればジャスパー・ジョーンズの絵を部屋にはり眺めた。そんなぼくを周りの友人たちはバカにし、「お前みたいな不純な男は最低だ」と怒りだすやつがいれば
 「不純とはなんなんだろう
 純粋とはなんなんだろう」
と、素敵なある女性が好きだった哲学者クリシュナムルティの本を読んだ。
 退屈で退屈で溶けてしまいそうだった学生時代、そんな素敵な女性たちが好む本をよんだり、絵を眺めたりするのは大きな楽しみであり、苦しみであった。
谷川俊太郎をはじめそれらのたいていの本はぼくを悩ませ、いらただせた。
思わせぶりで、作者たちは単純なことをただ難解に表現したいだけなんじゃないかと考えずにはいられなかった。理解に苦しむことを理解しようとし理解し得たところでそれが僕にとってたいして有益なものと感じられないのに、もはやそうせずにはいられない自分に対して理解に苦しんだ。

 こんなことを繰り返してぼくはいったいどこへいくのだろう
そしていつの間にかそんなことさえあまり考えないようになっていた。


 空の青さを見つめていると
 私に帰るところがあるような気がする
 だが雲を通ってきた明るさは
 もはや空へは帰ってゆかない

 陽は絶えず豪華に捨てている
 夜になっても私たちは拾うのに忙しい
 人はすべていやしい生まれなので
 樹のように豊かに休むことがない

 窓があふれたものを切りとっている
 私は宇宙以外の部屋を欲しない
 そのため私は人と不和になる

 在ることは空間や時間を傷つけることだ
 そして痛みがむしろ私を責める
 私が去ると私の健康が戻ってくるだろう
          《空の青さを見つめていると 谷川俊太郎》  (よこた)

posted by takonoki at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | @横田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月29日

やはり複数事業所で支える方が良いね

たこの木周辺で自立生活をしている知的当事者の皆さん。
24時間常に何らかの支援を受けて生活を成り立たせている方たちも多い。

一昨日の木曜日の午後、
金曜日の午後から夜にかけてヘルパーを派遣している事業所から連絡が入った。
「いつも14時〜21時の枠で入っているヘルパーが急にいけなくなって、そちらで何とかなりませんか?」との事。

昨日はすでに予定が入っていた私。
「まずは、もう一つの事業所の方に聞いてもらえますか?とりあえずこちらも対応できるか調整はしてみます」と応えた。

夜になって、
「もうひとつの事業所とようやく連絡がとれたのですが、18時からなら対応できると言われ、こちらも17時前までなら何とかなるんですが…(「16時半〜18時の間の派遣の空白ができてしまう」と言う意)

「それならば、前後をずらして何とかなるかもしれないので、その線で先方にお願いしてみます」ととりあえず応え、当日朝に返事することにした。

そして・・・
14時〜21時の派遣の枠は…

・14時〜16時半:いつも派遣している事業所の別のヘルパー
・16時半〜18時:はてなのたね(として私)
・18時〜21時:21時以降泊り介助に入る人が前倒しで入る

という形で、派遣の空白が生まれることなく何とかなった。

これが一つの事業所のみで担っていたとしたら・・・
たぶん、非常にやばい状況になっていたかもしれない。
又、やばい状況にならないためには、24時間何らかの支援を必要とする当事者に対する派遣は受けない。
となったかもしれない。

でも、
3社がそれぞれに都合し合い、お互いの不十分さをカバーする。
そのことで、困難な状況をも支援し続けられる。
そんな想いにさせてくれた出来事でした。

ちなみに、
その当事者は…

こちらは何とかなったと言う想いであっても、当事者にしてみれば細切れにやってくる介助者には困ったものだと思っているだろう。
その辺り、支援の不十分さを詫びねばならないと想う。

そんなことも思いつつ、短い時間彼の家に滞在していた私。
彼の様子はといえば、
私とは決して目を合わそうとはしない。
ものを頼みもしない。
でも、静かにのんびりと過ごしている。
ただ、次の介助者との交代時間が近づくとバタバタし始めた。

そんな様子から思い描くと、
普段の金曜日の午後から土曜日の朝にかけては2交代になっている。
そこへ、つなぎとしてやってきた私。
彼は、私と目を合わさないことで私の存在を無にし、
彼なりに普段の2交代制の状態を保とうとしたのだと思った。

なので、こちらは訪ねた時と帰る時に挨拶を交わしただけ。
やっぱり気を使わせてしまったと思いつつも、彼のはからいをとてもありがたく思いました。



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