24時間常に何らかの支援を受けて生活を成り立たせている方たちも多い。
一昨日の木曜日の午後、
金曜日の午後から夜にかけてヘルパーを派遣している事業所から連絡が入った。
「いつも14時〜21時の枠で入っているヘルパーが急にいけなくなって、そちらで何とかなりませんか?」との事。
昨日はすでに予定が入っていた私。
「まずは、もう一つの事業所の方に聞いてもらえますか?とりあえずこちらも対応できるか調整はしてみます」と応えた。
夜になって、
「もうひとつの事業所とようやく連絡がとれたのですが、18時からなら対応できると言われ、こちらも17時前までなら何とかなるんですが…(「16時半〜18時の間の派遣の空白ができてしまう」と言う意)
「それならば、前後をずらして何とかなるかもしれないので、その線で先方にお願いしてみます」ととりあえず応え、当日朝に返事することにした。
そして・・・
14時〜21時の派遣の枠は…
・14時〜16時半:いつも派遣している事業所の別のヘルパー
・16時半〜18時:はてなのたね(として私)
・18時〜21時:21時以降泊り介助に入る人が前倒しで入る
という形で、派遣の空白が生まれることなく何とかなった。
これが一つの事業所のみで担っていたとしたら・・・
たぶん、非常にやばい状況になっていたかもしれない。
又、やばい状況にならないためには、24時間何らかの支援を必要とする当事者に対する派遣は受けない。
となったかもしれない。
でも、
3社がそれぞれに都合し合い、お互いの不十分さをカバーする。
そのことで、困難な状況をも支援し続けられる。
そんな想いにさせてくれた出来事でした。
ちなみに、
その当事者は…
こちらは何とかなったと言う想いであっても、当事者にしてみれば細切れにやってくる介助者には困ったものだと思っているだろう。
その辺り、支援の不十分さを詫びねばならないと想う。
そんなことも思いつつ、短い時間彼の家に滞在していた私。
彼の様子はといえば、
私とは決して目を合わそうとはしない。
ものを頼みもしない。
でも、静かにのんびりと過ごしている。
ただ、次の介助者との交代時間が近づくとバタバタし始めた。
そんな様子から思い描くと、
普段の金曜日の午後から土曜日の朝にかけては2交代になっている。
そこへ、つなぎとしてやってきた私。
彼は、私と目を合わさないことで私の存在を無にし、
彼なりに普段の2交代制の状態を保とうとしたのだと思った。
なので、こちらは訪ねた時と帰る時に挨拶を交わしただけ。
やっぱり気を使わせてしまったと思いつつも、彼のはからいをとてもありがたく思いました。