現在たこの木通信は、通信バックナンバー用も含めて950〜980部発行しています。
発送作業は毎月第3木曜日(毎月15日〜21日)に、多摩ボランティアセンター永山分室を借りて行っています。
朝10時頃から印刷を始め(午前中部屋が空いていないため印刷作業はロウカでやっています)、
両面印刷が終わったページを紙折り機にかけ、一部帳合作業に入ります。
午後からは部屋が使えるので、
本格的に帳合並びに帯封をかける作業。
当事者の方々やそうでない方々入り混じっての作業。
早くから来て手伝ってくれる方。
空いた時間のみほんの少し手伝いに来てくれる方。
ただただ、遊びに来たという方も含め、多い時には十数名。少ない時には5〜6名と言う人数でやっています。
今回で310回目の作業。
想い起せば、作業場所を転々とし、
手伝いに来てくれる方たちも入れ替わり(中学時代から手伝いに来てくれている方もいますが)
通信のページ数も当初は8〜12ページほどだったのが、最近では毎月20ページを超える状況に。
作業をしていて想う事は、
働くという事は常にいかに仕事をシェアしたり、それぞれの得意な事やできる事を組み合わせて一つの仕事を完成させるかという点。
段取りよく作業を進めないと、17時(郵便局が閉まる時間)までには間に合わない。
人数が多くても、段取りを誤ると暇をしている人と忙しく作業する人の格差が広がるので効率は下がる。
人数が少なくても、段取りがうまくいった時には意外と早くに作業が終わる。
個人の能力だけに目を向ければ、集まる人たちの格差は激しい方たちなのは確か。
でも、その見極めは時に誤っていて、
「この作業はこの人には無理かも」と思ってお願いしないでいたら、
ある日人手が足りず、「ゆっくりでいいからやってみる?」とお願いすると、
私の想像を超えるうまさがそこにあったりする。
逆に、作業の能力としては確かなものを持っていても、
おしゃべりに花が咲き、まったく作業を進めない人もいる。
でも、あくまでも皆さんお手伝いに来てくれている人たちなので、
「手が止まってるよ!!」等と強制は決してできない。
逆に、単純作業で睡魔が襲ってくる中、いろんな事をしゃべりまくる人の存在は、気持ちを高め意外と作業効率UPに貢献されていたりもする。
個人の能力のみで作業が進められるならば、一番長くやっている私は誰よりも上手くやらなければならなくなってしまう。又、その事で遅れをとる人にイライラしなければならなかったりする。
でも、
いろんな人ができる事を出し合う。
一人一人のできる事を探す場であれば、
私自身が作業をさぼる事も目立たなくなる。
そんなたこの木通信発行風景は、
毎週開かれているすいいち企画以上に面白い。
自分自身が試される。
作業が終わった後は、近くのファミレスで毎回お疲れさん会。
本当は、一杯呑みに行きたいところだけど、
ここ最近早くに作業が終わるので、お茶にして解散。
とっても楽しい場なので、ぜひ一度お手伝いに来てください。
※楽しい場にし続けるためには、これ以上発行部数が増えるとかなりやばい感じ。
たくさん人が集まり、段取りよく作業ができると、
発行部数もページ数も増やす事ができるかもしれませんが、
お手伝いくださる方々は、その日になってみないと解らないのでこれ以上増やす事は厳しい感じ。
そこで、希望者にはPDF版たこの木通信をメールで配信しています。
PDF版のたこの木通信に切り替えても良いと思う方は、ぜひたこの木クラブまでご連絡ください。
又、現在お試し版という事で無料でPDF版たこの木通信をお送りしています。
いづれは有料配信にしていきたいと考えています。
もしよろしければご連絡ください。
次号よりお送りします。
申込は、
メールフォームで「たこの木通信」希望とお送りください。
その際には、
お名前・ご住所・送付先メールアドレスをお書きください。
(すでに通信を郵送で受け取られている方は、直接たこの木のアドレスにお送りください)
たこの木通信310号目次.pdf