たこの木初のオンライン&初の連続講座は無事回を重ねています。
たこの木連続講座プレイベント(2021年2月25日開催)
テーマ「
支援のてまえで」)に続く、
第1回たこの木連続講座(5月30日開催)では、
いろいろな立場の参加者が全国から長時間にわたり話を聴き、また活発に発言が行われました。
テーマ「
強度行動障害を抱く知的当事者の自立生活支援」
(リンクをクリックすると録画が観れます)
さて、第2回たこの木連続講座は「知的がい者家族の親の想い(仮)」をテーマに開催します。
自身もきょうだいである研究者の染谷さんが、インタビューから見えてきた家族のさまざまな思いを語ります。
親やきょうだいの立場の皆さん、障がい当事者の方も、そうでない方も、支援者も、なかなか人が集う機会が持ち難い昨今、ぜひオンラインでの意見交換にご参加ください。
(今回は、個別の事例が多く語られるため、録画の配信はない可能性があります。関心のある方は当日のご参加を!!)
☆第2回たこの木連続講座
☆日 時:2021年9月19日(日)13:30〜16:00
(終了後、引き続きオンライン上で交流会を行います。毎回交流会の方が盛り上がっている面もあるので是非お残り下さい)
☆場 所:Zoomを使ってのオンライン開催
☆テーマ:
「知的障がいのある息子/娘をもつ親の子と共にある地域生活」(仮)
☆話題提供:染谷莉奈子(中央大学文学研究科社会学専攻博士課程)
☆参加申し込み:
「第2回たこの木連続講座・申し込みフォーム」にて申し込みください。
☆申し込み締め切り日:9月10日(金)
※今回は、ブレイクアウトルームの組み分けを行う為、締切日までのお申し込みにご協力ください。
〜話題提供者よりメッセージ 〜♪
「たこの木クラブで 知的障がい者家族の親 ??」と驚かれている方も多いのではないでしょうか。
“”わたしは、「たこの木講座実行委員」に参加させてもらっている1人なので、準備にも関わっていますが、岩橋さん中心に、 親 をテーマにしたのはいいけれども、どんな目的?だれに対して?未だ話がまとまっていません。
前置きが長くなりましたが、第2回連続講座では、 知的障がい者家族の親 に焦点を当てる機会をいただきました。
わたしはいままで、そこそこに福祉サービスを利用することができる地域で、実家から通所したり、またグループホーム利用をしているような知的障がい者家族(当事者、母親、父親、兄弟)に話を聞いてきました。
第1部では、
知的障がいのある息子/娘のご両親へのインタビュー調査で聞かれた声をもとに、
どんな日常を過ごしているのか、地域生活を営んでいるのか。
また、どのようにして福祉サービスを利用し/しないのか等々をできる限り話題提供したいと思っています。
第2部では、
ご参加くださるみなさん同士、ブレイクアウトルームを使ってグループワークをする時間を持ちたいと思っています。
障がい当事者、家族、支援者、学生などさまざまな立場の人が知的障がい者家族について、
利害関係をはなれて、今考えていること、感じていること、日々の生活では語れない理想等を語り合える場を作れたらと考えています。
わたしが今携わっている「社会学」という学問の目標の一つとして、「あたりまえ」を問い直すということがあります。
あたりまえにかけてきた色メガネを外してみること、
違う色のメ ガネに取り替えてみることは簡単なことではないけれども、
問い直すことにきっと価値がある。
その前に、そのために、現在どのような日常が営まれているのかということを今回共有して、考えていくきっかけができたらと願っています。 (染谷莉奈子)
〜たこの木より〜
コロナ禍にあって、リアルな連続講座が開催できずにいます。
東京のはずれの多摩という地で、目に映る/手に届く範囲で活動し続けているたこの木なのですが、
この間のオンライン開催によって、遠く離れた方々のご参加も得て、これまでにない雰囲気の連続講座となっています。
オンラインとかネットとか全くわかっていないアナログ世界のたこの木なのですが、
実行委員の皆さんのお力で、オンラインによる第2回目の連続講座の準備を進めています。
今回は、ブレイクアウトルームという機能を使い、オンラインであってもお互いの想いが交換し合える講座にしていきたいと願っています。
是非、積極的なご参加をお願いします。(岩橋)